【永久保存版】アソビュー株式会社でのインターンで学んだビジネスマンとして大事な5つのこと


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昨日1月29日をもって、アソビュー株式会社での長期インターンシップを卒業しました。
2014年7月末から昨日までの約半年間に及ぶインターンの中で、僕が感じたこと、伝えたいことを、文章として残しておきたいと思います。いつか目の前のことでいっぱいいっぱいになって、この素晴らしい経験を忘れてしまわないように。


①やっぱり仕事はツラくて、しんどい!

まずはこれに尽きます(笑)
今までの人生でろくに働いてこなかった僕は(バイトはちょっとしてたよ)、正直なところ仕事に対してのイメージが未知数でしかなく、就活中もよく面接官に向かって、「早く仕事がしたくてウズウズしている」などと言っていた記憶があります。恥ずかしながら。笑
まぁ早く仕事がしたかったのは本当なんですが、実際アソビューでのインターンを始めてみると、これがめちゃくちゃしんどかった!笑

毎日数字に追われる日々で、目標という重荷がドシンと肩に乗っていて、夢の中でまで、申込が来ているかの確認をしている時もよくありました(笑)
「今日仕事行きたくねえなあ」って思って目覚めた朝も数え切れないほどあったし、そんな日は神戸から大阪まで片道1時間半かかる通勤電車も苦痛だったし、周りの学生が遊び呆けているのを見て、ほぼ社会人みたいなことやってる自分はいったい何をやってんだと思う帰り道も正直ありました。

なのに、続けられたのは「成長したい!」という強い向上心と、壁を乗り越えた時のたまらん快感を知っていたからだと思います。


②やりきる。できない理由を探すより、できる方法を考える。

アソビューでのインターンで、僕は新規開拓の営業を担当していました。遊び・体験のインターネット予約プラットフォーム『asoview!』に掲載してくれる主催先に対して、挨拶から商談、受注契約までを電話のみで済ませるという仕事内容でした。

初めは電話で流暢にトークすることさえ難しく、できると思っていただけに結構ショックでした(笑)
掲載を断られ続けると、だんだん電話をあげる腕が重くなってきて、「架電すんのイヤやな~。。」って思うこともしばしば。
それでも、今週の受注目標まであと○件足りていないから、架電しなければならない。今週の締め日は明日。。今週はもう無理だな。と諦めモードに突入。

そんなときに、関西支社長の野々松さんから「できない理由を探すより、できる方法を考えろよ」と言われたこの言葉を、僕は今でもしっかりと覚えています。

野々松さんから教えられたこの姿勢は、代表の山野さんが過去に野々松さんに叩き込んだものらしく、その山野さんから直接お話をうかがえる機会もありました。
"あらゆるできる方法を考えて、それを全てやりきってできなかったのなら仕方がない。でも、できる方法がまだあるのに、それをやらずに諦めてしまえば、後で必ず悔いが残る。そして「自分はできない人間なのだ」とモヤモヤを抱えた人間になってしまう。いつかまた壁に直面したときに、「どうせ自分はできない」といった感じて、負のスパイラルに陥ってしまう。だから、「やりきる」大切さを身につけてインターンを卒業してほしい。"

代表の山野さんの「やりきる」姿勢が、「やりきる」社風に繋がり、支社の末端の僕にまでその姿勢が浸透するアソビューを心底すごいと思いました。

そして、できないと思っていた目標も達成することができ、できる方法って探せばあるんだなということを身をもって感じました。

僕はこのことから、目標に対する姿勢をアソビューで徹底的に身に付けることができました。これは就職先でも、必ずベースとなる重要な姿勢だと思います!


③目標必達の姿勢~数値で語れるビジネスマンになれ~

前述の目標に対する姿勢については、学生のそれとは一線を画するレベルで身に付きました。今では骨の髄にまで染み込んでます(笑)

まず、数値面の意識。KGIに対してのKPIの設定のやり方から、今週のKPIを達成するために受注までのCVRを計算した上で日時の行動数を割り出す。それでも未達成トレンドの場合は、何が良くないのか要因を分析し、PDCAを高速で回して修整していく...

もう「何を言ってんだコイツはw」状態だと思います(笑) 間違いなく友達になりたくないやつですよね。笑

でも、これはビジネスでは頻出であり、社会に出たら分からないほうが付き合いたくないと思われるくらいスタンダードなものだと思います。
普段は、相手に伝わりにくそうな言葉は小学生でも分かるレベルに噛み砕いて伝えるように心掛けてるんですけどね。笑

僕はこの目標設定から達成までの道のりを、今まで定性的にしかできませんでした。「商談から受注までの率が悪いから、もっと商談数増やします。」的な(笑)
でも、今ではそれを定量的にできるようになり、しっかりと数値で語れるビジネスマンになれたと思います。

そして、チームでの達成への意識も身につきました。自分の目標達成が先決なのはもちろんですが、自分が達成できれば次は、チームの達成のために何ができるのか。自分のトークを共有したり、契約できそうなリストを分けてあげたり、そういったミクロの視点からマクロの視点まで、意識を持つことができました。


④爆速ベンチャースピリッツ!~現状維持は衰退と同じ!~

アソビューは、まだまだスタートアップのベンチャーなので、本当にたくさんのことをとてつもないスピードで学ぶことができました。

まず、環境順応力が求められました。仕事をしていく中で、スピード感のある経営に伴って何度も営業フローの変更があったり、自らで営業フローを考えたりしなければいけないこともありました。これは大企業ではそう簡単に経験できるものではなく、ベンチャーならではの経験だったと思います。
最初は2月末までのインターンの予定でしたが、支社を一度本社に戻すということで1月末までになったのも、ベンチャーならではの意思決定のスピードを感じました。

また、ベンチャー精神を存分に実感することができました。大学でアントレプレナーシップについて学ぶことの多かった僕は、あくまでも机上での講義でそれを学びましたが、実務での実践を経験することで、さらに深く知見を刻み込むことができました。

目標に対しても、「達成すればよい」のではなく、「1件でも多く達成するんだ!じゃないとベンチャーの僕たちは競合に負けてしまう!」という姿勢を教えてもらったときも、達成すればそれでいいやと甘んじていた自分はハッとさせられました。

貪欲なベンチャー精神を忘れずに、今後も仕事に取り組んでいきたいです。


⑤日常業務+αで仕事をする難しさ

インターンをしていく中で、日々の業務の忙しさに追われ、自ら仕事を創り出して取り組むことがなかなかできませんでした。
悪く言うと「日常業務をただこなすだけ」になってしまっていました。
もちろん、その日常業務の目標を達成するのが大前提なので、ただこなすだけがめちゃくちゃ大変なんですが、そこに何かを+αできなければ、周囲と差をつけることができません。

インターンを始める前に「あれもしたい!これもしたい!」もブルーハーツのようなことを言ってジョインしたくせに、何もプラスで仕事を創り出せなかったのは情けないので、これから就職する会社での課題とします。


まとめ

アソビューでの半年は、大きく成長する環境を与えてくれ、僕もそれに必死にしがみついて、成長することができました。
半年前と今では中身が別人のようだと思います。外見はアソビューのせいで多分5歳くらい老けました(笑)←

ビジネスマンの基礎を教えてくれたのは紛れもなくアソビューでのインターンです。
「前職はアソビューという会社で新規開拓の営業を~」って就職先で自己紹介できるレベルにはやりきりました!老け顔も相まって、マジで中途入社やと疑われますね(笑)

アソビューでのインターンは、高校野球の3年間に似ていました。もう二度とやりたくないくらいしんどかった。でも何故か、どうしてももう一度やりたくて堪らなくなるときがある。そんな懐かしい青春の匂いを思い出させてくれました。

とりあえず、数字に追われる日々から解放され、かなり精神的に楽になりました(笑)
が、4月からまた数字に追われる日々なので(今度はもっとしんどいぞ!)、かかってこいや!という心持ちで、次の青春時代を暴れまくりたいと思います!

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

...というだけでは、ベンチャースピリッツ溢れる皆様は満足してくれないであろうので(笑)、僕が成長した姿をまたどこかで見せられるように、そしてどんな形であれ一緒にまた仕事ができるように、これからも「やりきる」姿勢を忘れずに精進していきます!!


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